icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻5号

1996年05月発行

文献概要

グラフ 高速CTによるイメージング・4

心臓領域のHelical CT

著者: 松本滋1 原田潤太2 多田信平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線医学教室 2東京慈恵会医科大学柏病院放射線医学教室

ページ範囲:P.999 - P.1005

文献購入ページに移動
 CT診断における高速螺線型CT(複数の呼称が使われているが,本稿では以下Helical CTを使用する)の出現は,肺,肝疾患領域を中心に診断能を向上させたが,心疾患についてはどうであろうか?
 本稿では,Helical CTの特徴を示し,従来型CTとの比較をまじえてHelical CTの合理的な利用法について解説する.また,超高速CTといわれる電子ビーム型CT(Electron Beam Tomography:以下EBTと略す)は1989年以来,延べ17台の導入を数えるが,Helical CTに比較すれば圧倒的に少数でもあり,汎用機としては一般的ではないと考え,紹介するのみにとどめることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?