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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻6号

1996年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 血管系のInterventional Radiology 血管形成術

冠動脈のinterventionにおける血管内超音波

著者: 山岸正和1

所属機関: 1国立循環器病センター内科心臓部門 2

ページ範囲:P.1052 - P.1056

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ポイント
●冠動脈内エコー法では,発信周波数20〜30MHzの超音波振動子を装備した血管内探触子を冠動脈内に挿入し,360度方向の血管断面エコー像を得る.
●健常部位では血管内膜は1層の高輝度エコー層として認識されるが,動脈硬化が進展すると,この部位の厚さが増加する.また,石灰化病変ではacoustic shadowingを伴う.
●血管形成部位での壁性状の詳細な観察により,造影法では評価困難な微細な血管解離の存在やその拡がりが認識でき,ステントの留置部位の決定にも大変参考となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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