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今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 血管系のInterventional Radiology 血管形成術
下肢閉塞性動脈硬化症に対するIVR—メタリックステント
著者: 吉川公彦1 打田日出夫1 前田宗宏2 西峯潔3
所属機関: 1奈良県立医科大学放射線医学 2日生病院放射線科 3国立奈良病院放射線科
ページ範囲:P.1073 - P.1077
文献購入ページに移動●メタリックステントはステント自身が拡張力を有するself-expandableタイプ,バルーンによって拡張させるballoon-expandableタイプに大別できる.
●PTA後の残存狭窄,elastic recoil,内膜解離,偽動脈瘤,PTA後の再発例がステント留置の適応となる.
●メタリックステント留置術は腸骨動脈の閉塞性動脈硬化症の治療に優れた効果をあげているが,下肢については有用性が確立しておらず,今後の研究により適応が明らかになり,発展・普及すると考えられる.
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