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文献概要
今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 血管系のInterventional Radiology 血管形成術
下大静脈フィルター挿入術
著者: 古寺研一1
所属機関: 1東京都済生会中央病院放射線科
ページ範囲:P.1082 - P.1085
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●下大静脈フィルターは,下肢深部静脈血栓症による肺塞栓症の再発予防に有用である.
●経皮的に挿入可能なフィルターは数種類,入手可能であるが,現時点ではTitaniumGreenfield Filterのみが保険適用になっている.
●挿入手技は非常に容易であり,要する時間は30分程度である.
●抗凝固療法禁忌症例,抗凝固療法にもかかわらず再発する症例,浮遊血栓がみられる症例,などが適応になる.血栓摘除術を行う場合の術前処置としても行われる.
●下大静脈フィルターは,下肢深部静脈血栓症による肺塞栓症の再発予防に有用である.
●経皮的に挿入可能なフィルターは数種類,入手可能であるが,現時点ではTitaniumGreenfield Filterのみが保険適用になっている.
●挿入手技は非常に容易であり,要する時間は30分程度である.
●抗凝固療法禁忌症例,抗凝固療法にもかかわらず再発する症例,浮遊血栓がみられる症例,などが適応になる.血栓摘除術を行う場合の術前処置としても行われる.
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