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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻6号

1996年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 血管系のInterventional Radiology 動脈塞栓術

脳脊髄血管病変に対する塞栓術

著者: 緒方登1 後藤勝彌1 卯田健1

所属機関: 1飯塚病院脳血管内外科

ページ範囲:P.1091 - P.1095

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ポイント
●脳動静脈奇形の治療はガンマナイフが中心となりつつある.そのため,ガンマナイフの制約,問題点を補うことを目的とした塞栓術が行われるようになってきた.
●脳動脈瘤の塞栓術は,GDC(Guglielmi detachable coil)の登場により飛躍的に進歩した.
●硬膜動静脈瘻の治療は塞栓術が第一選択であり,病変部静脈洞を閉塞することにより完治可能である.
●脊髄硬膜動静脈瘻の治療は塞栓術が第一選択であり,NBCA(n-butyl-2-cyanoacrylate)を用いて瘻孔を完全閉塞する.塞栓術が不可能な場合は外科手術を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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