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今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 血管系のInterventional Radiology 動脈塞栓術
脳脊髄血管病変に対する塞栓術
著者: 緒方登1 後藤勝彌1 卯田健1
所属機関: 1飯塚病院脳血管内外科
ページ範囲:P.1091 - P.1095
文献購入ページに移動●脳動静脈奇形の治療はガンマナイフが中心となりつつある.そのため,ガンマナイフの制約,問題点を補うことを目的とした塞栓術が行われるようになってきた.
●脳動脈瘤の塞栓術は,GDC(Guglielmi detachable coil)の登場により飛躍的に進歩した.
●硬膜動静脈瘻の治療は塞栓術が第一選択であり,病変部静脈洞を閉塞することにより完治可能である.
●脊髄硬膜動静脈瘻の治療は塞栓術が第一選択であり,NBCA(n-butyl-2-cyanoacrylate)を用いて瘻孔を完全閉塞する.塞栓術が不可能な場合は外科手術を行う.
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