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今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 非血管系のInterventional Radiology
肝細胞癌に対するエタノール注入療法
著者: 田中正俊1 谷川久一1
所属機関: 1久留米大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1136 - P.1139
文献購入ページに移動●エタノール注入療法(PEIT)は小肝細胞癌の治療に有効である.殊に腫瘍径2cm以下では,肝切除と同等の成績が得られる.
●肝細胞癌治療後は,多中心性再発も含めて再発率が非常に高い(5年88%)ので,厳重な経過観察で再発癌(再度発癌)の早期診断,早期治療が重要である.
●PEIT治療後の予後に重要な因子は,肝癌の分化度,定期外来観察の有無,臨床病期,腫瘍径,年齢である.
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