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今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology 非血管系のInterventional Radiology
気管・気管支狭窄に対するメタリックステント—悪性腫瘍に起因する呼吸困難の新しい治療方法
著者: 澤田敏1
所属機関: 1琉球大学医学部放射線科
ページ範囲:P.1156 - P.1159
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●メタリックステントは,根治手術が不能で,呼吸困難などの症状を有する気管—主気管支の狭窄・閉塞性病変に対して留置される.
●留置の絶対適応は症状を有する悪性例で,その原因が原発性・浸潤・転移などのいずれであっても治療効果は高い.
●留置手技は極めて低侵襲であり,呼吸困難などの症状はステント留置直後から消失する.●症状消失後,併用療法を考慮する.
●メタリックステントは,根治手術が不能で,呼吸困難などの症状を有する気管—主気管支の狭窄・閉塞性病変に対して留置される.
●留置の絶対適応は症状を有する悪性例で,その原因が原発性・浸潤・転移などのいずれであっても治療効果は高い.
●留置手技は極めて低侵襲であり,呼吸困難などの症状はステント留置直後から消失する.●症状消失後,併用療法を考慮する.
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