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文献概要
今月の主題 血栓症とDIC 診断—血栓症およびDIC患者への臨床的アプローチ
診察上のポイント
著者: 勝見章1 小嶋哲人1
所属機関: 1名古屋大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1259 - P.1261
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●凝固異常による血栓症,出血性疾患は特徴ある臨床症状を示すことも多く,詳細な問診,診察所見の検討が重要である.
●50歳以下の静脈血栓症,反復する静脈血栓症,35歳以下の動脈血栓症,家族内発生などは先天性血栓性素因を疑い,検査をすすめるべきである.
●DICでは採血部位,外傷部位からの出血が特徴である.
●出血の部位により,出血傾向はある程度鑑別が可能である.
●凝固異常による血栓症,出血性疾患は特徴ある臨床症状を示すことも多く,詳細な問診,診察所見の検討が重要である.
●50歳以下の静脈血栓症,反復する静脈血栓症,35歳以下の動脈血栓症,家族内発生などは先天性血栓性素因を疑い,検査をすすめるべきである.
●DICでは採血部位,外傷部位からの出血が特徴である.
●出血の部位により,出血傾向はある程度鑑別が可能である.
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