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文献概要
今月の主題 血栓症とDIC 血栓症の治療と再発予防
深部静脈血栓症と肺塞栓症
著者: 岩本伸一1 上林純一1
所属機関: 1大阪大阪医学部第2外科
ページ範囲:P.1317 - P.1319
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●静脈血栓症に対する抗血栓療法の目的は,①血栓の進展を予防すること,②側副血行路を確保すること,③塞栓症の再発を防止することにある.
●抗凝固薬にはヘパリンを第一選択薬として用い,続いてワーファリン®の経口投与に切り替えるのが一般的である.
●肺塞栓症と診断された場合,抗凝固療法とともに線溶療法が施行される.
●深部静脈血栓症の外科治療には,血栓除去術とvenous interruptionがある.
●静脈血栓症に対する抗血栓療法の目的は,①血栓の進展を予防すること,②側副血行路を確保すること,③塞栓症の再発を防止することにある.
●抗凝固薬にはヘパリンを第一選択薬として用い,続いてワーファリン®の経口投与に切り替えるのが一般的である.
●肺塞栓症と診断された場合,抗凝固療法とともに線溶療法が施行される.
●深部静脈血栓症の外科治療には,血栓除去術とvenous interruptionがある.
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