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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻7号

1996年07月発行

文献概要

今月の主題 血栓症とDIC 血栓症の治療と再発予防

心筋梗塞と血栓溶解療法

著者: 塘義明1 神原啓文1

所属機関: 1大阪赤十字病院心臓血管センター

ページ範囲:P.1323 - P.1326

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ポイント
●血栓溶解療法には,静脈内投与法と冠動脈内投与法がある.
●欧米では現在,静脈内投与法が主流である.
●血栓溶解療法の適応は拡大されつつあるが,出血や再灌流性不整脈などの合併症には注意が必要である.
●発症後早期の再灌流が死亡率減少に効果を上げるが,この点ではt-PAの迅速投与法が最も優れる.
●再開通不成功例や急性再閉塞例では早期の冠動脈造影が必要で,その時期を逸しないことが大切である.
●冠動脈病変により,direct PTCAと血栓溶解療法を使い分けることが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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