文献詳細
文献概要
今月の主題 血栓症とDIC 血栓症の治療と再発予防
脳梗塞と抗血栓療法
著者: 内山真一郎1
所属機関: 1東京女子医科大学附属脳神経センター神経内科
ページ範囲:P.1331 - P.1335
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●進行性脳卒中やクレッシェンドTIA(一過性脳虚血発作)には,ヘパリン療法の適応がある.
●心原性脳塞栓症は発症直後に再発しやすいので,禁忌事項を除いてはなるべく早期から抗凝固療法を開始すべきである.
●血栓溶解療法は発症後6時間以内の脳塞栓症で,CT上,早期虚血徴候のない症例が適応となる.
●アテローム血栓性梗塞やTIAの再発予防には抗血小板療法の適応があり,心原性脳塞栓症の再発予防には抗凝固療法が第一選択となる.
●ラクナ脳梗塞でも大血管病変や血小板活性化所見を認める症例では,抗血小板療法の適応があると考えられる.
●進行性脳卒中やクレッシェンドTIA(一過性脳虚血発作)には,ヘパリン療法の適応がある.
●心原性脳塞栓症は発症直後に再発しやすいので,禁忌事項を除いてはなるべく早期から抗凝固療法を開始すべきである.
●血栓溶解療法は発症後6時間以内の脳塞栓症で,CT上,早期虚血徴候のない症例が適応となる.
●アテローム血栓性梗塞やTIAの再発予防には抗血小板療法の適応があり,心原性脳塞栓症の再発予防には抗凝固療法が第一選択となる.
●ラクナ脳梗塞でも大血管病変や血小板活性化所見を認める症例では,抗血小板療法の適応があると考えられる.
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