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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻7号

1996年07月発行

文献概要

グラフ 高速CTによるイメージング・6

大血管の病変(2)—大動脈瘤・大動脈解離:高速CTによる画像診断

著者: 栗林幸夫1 高宮誠1 吉村宣彦1

所属機関: 1国立循環器病センター放射線診療部

ページ範囲:P.1389 - P.1395

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 大動脈瘤や大動脈解離などの大血管疾患の画像診断法として,現在最も注目を集めているのがヘリカルCTや電子ビームCTなどの高速CTである.これらの高速CTの発展により撮像時間が短縮されるとともに,造影剤のファーストパスの状態での撮像が可能となり,血管造影の動脈相に匹敵するCT画像が得られるようになった.これによって,CTで得られる情報の量と質が飛躍的に向上するとともに,三次元CT血管造影法(3D-CT angiography:3D-CTA)への新たな展開をもたらした.
 本稿では,大動脈瘤および大動脈解離の高速CTによる画像診断について3D-CTAによる最近の知見を含めて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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