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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻7号

1996年07月発行

文献概要

知っておきたい産科婦人科の疾患と知識・11

産婦人科疾患で異常値を示す腫瘍マーカー

著者: 藤澤佳代1 早田隆1 宮川勇生1

所属機関: 1大分医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1405 - P.1408

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 近年,モノクローナル抗体の研究開発により,数多くの新しい腫瘍マーカーが登場した.産婦人科領域においても,種々の腫瘍マーカーが悪性腫瘍の診断,治療効果の判定,再発の早期発見に応用されている.
 殊に,産婦人科疾患でよく用いられる腫瘍マーカーとしては,妊娠の診断や絨毛性疾患におけるhuman chorionic gonadotropin(hCG),子宮頸癌におけるsquamous cell carcinoma related antigen(SCC),卵巣腫瘍におけるcarbohydrate antigen125(CA125),CA72-4,CA19-9などが挙げられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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