文献詳細
文献概要
今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス 治療を睨んだIBDの臨床診断学
IBD診断の基本
著者: 朝倉均1 本間照1
所属機関: 1新潟大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1457 - P.1460
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●潰瘍性大腸炎の炎症は,主として粘膜にみられ,その炎症は直腸より始まりびまん性・連続性であることを基本とするが,数%に例外がみられるので,鑑別診断は重要である.
●クローン病の炎症は消化管壁全層性で,初期病変は縦走するアフタ様病変(びらん,潰瘍)であるが,病気が進展すれば縦走潰瘍や玉石敷状所見(cobblestone appearance)を呈する.
●潰瘍性大腸炎の3大合併症(腸穿孔,腸管大量出血,中毒性巨大結腸症)は,自覚症状と他覚所見からの症候による診断が重要である.
●潰瘍性大腸炎の炎症は,主として粘膜にみられ,その炎症は直腸より始まりびまん性・連続性であることを基本とするが,数%に例外がみられるので,鑑別診断は重要である.
●クローン病の炎症は消化管壁全層性で,初期病変は縦走するアフタ様病変(びらん,潰瘍)であるが,病気が進展すれば縦走潰瘍や玉石敷状所見(cobblestone appearance)を呈する.
●潰瘍性大腸炎の3大合併症(腸穿孔,腸管大量出血,中毒性巨大結腸症)は,自覚症状と他覚所見からの症候による診断が重要である.
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