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今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス 治療を睨んだIBDの臨床診断学
IBDの消化管合併症
著者: 鈴木亮一1 永瀬肇1 関原久彦1
所属機関: 1横浜市立大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1472 - P.1473
文献購入ページに移動●炎症性腸疾患の消化管合併症は,手術の適応となるものが多く,タイミングを誤ると社会復帰の遅れや生命を脅かす原因となる.
●特に穿孔は手術の絶対的適応であり,中毒性巨大結腸症は絶対的適応に準ずる.
●肛門病変はクローン病に多発し,診断の手掛りとなる.
●膿瘍・瘻孔はクローン病に特徴的な合併症であり,鑑別にも役立つ.
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