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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻8号

1996年08月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス IBD治療の基本薬

免疫抑制剤はIBD治療の“first-line drug”か

著者: 岩男泰1 渡辺守1 日比紀文23

所属機関: 1慶應義塾大学内視鏡センター 2慶應義塾大学内科 3慶應がんセンター

ページ範囲:P.1510 - P.1511

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ポイント
●IBDは免疫学的異常が病態に関与しており,それを踏まえたうえで免疫抑制剤の投与が行われる.
●他の薬剤に比べ副作用が強く,投与後は厳重な経過観察が必要である.
●免疫抑制剤の適応は,ステロイド離脱困難例,難治例,頻回再燃例の緩解維持である.クローン病では難治性の瘻孔も適応になる.
●6-MP,アザチオプリンは長期投与の報告も多く,少量投与では比較的安全性も高い.
●シクロスポリンやメトトレキサートの評価は定まっていないが,難治例などで効果が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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