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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻8号

1996年08月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス IBDの栄養管理と在宅管理

栄養療法は主役か,脇役か

著者: 樋渡信夫1

所属機関: 1東北大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1515 - P.1517

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ポイント
●重症型潰瘍性大腸炎における中心静脈栄養(TPN)は,栄養状態を改善・維持しながら,たとえ手術に移行しても,より安全に行えることを目的にした補助療法である.経腸栄養(EN)の適応はない.
●活動期クローン病に対しては,栄養療法単独でも80〜90%の症例で緩解導入が可能であり,primary therapyとしての効果が認められている.
●緩解維持,あるいは軽い再燃に対して,在宅経腸栄養法(HEN)か,薬物療法かは,個々の患者の背景や希望,過去の治療歴やその反応を参考にして選択する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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