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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻8号

1996年08月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス IBDの栄養管理と在宅管理

クローン病のprimary therapyとしての成分栄養法

著者: 大林隆晴1 大瀬亨1 星野恵津夫1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1522 - P.1524

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ポイント
●成分栄養法は,クローン病の初期治療としてのみならず,再発防止のためにも有用な治療法であり,その効果はステロイド療法と比べ勝るとも劣らない.
●その適用においては,味や日常生活の制限の問題など若干の難があるが,副作用の発現は少なく,クローン病治療の第一選択となり得る.
●成分栄養法は,様々な投与方法・投与量で行われているが,患者の体格・活動性に見合う十分な投与量が必要である.
●患者の生活背景を考慮した無理のない投与法を選択することにより,快適な社会生活が可能となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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