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今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス 特殊治療の理論的背景と将来展望
全身的影響の少ないステロイドによる局所療法
著者: 押谷伸英1 北野厚生2 小林絢三1
所属機関: 1大阪市立大学医学部第3内科 2十三市民病院内科
ページ範囲:P.1536 - P.1537
文献購入ページに移動●中等症ないし軽症の左側大腸炎型あるいは直腸炎型潰瘍性大腸炎は,注腸療法の適応となる.
●局所療法であっても従来のステロイド剤では,長期間あるいは投与量が多い場合には,全身的副作用が出現する.
●全身的影響の少ないステロイド剤として,難吸収性薬剤およびアンテドラッグがある.
●合併症を有する潰瘍性大腸炎において,アンテドラッグが有用である.
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