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今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス 病態に応じたIBDの治療
ステロイド抵抗性/依存性の潰瘍性大腸炎
著者: 山崎日出雄1
所属機関: 1東北労災病院消化器科
ページ範囲:P.1550 - P.1551
文献購入ページに移動●潰瘍性大腸炎重症・激症例には,強力静注療法や動注療法などのステロイド全身投与が施行されるが,無効例は緊急手術の適応とすべきである.
●アザチオプリンや6-MPは,ステロイド依存性症例に対しステロイド減量・離脱効果を有する.
●アザチオプリンや6-MPの副作用として,骨髄抑制(特に白血球減少や無顆粒球症),膵炎,脱毛などに注意する必要がある.
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