文献詳細
今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス
病態に応じたIBDの治療
文献概要
ポイント
●治療の基本は腸管の炎症を抑え,栄養状態を改善させる内科的治療である.
●病態からみて,抗原の除去と栄養の改善をはかる栄養療法,生体の免疫異常を是正し,炎症を抑える薬物療法が選択される.
●栄養療法,薬物療法,厚生省特定疾患調査研究班の治療指針案を基盤に行われるが,画一的な治療法はなく,その病態,病状を考慮し適切に選択することが肝要である.
●外科治療は小範囲切除や狭窄形成術にとどめ,できるだけ内科的治療を続ける考え方が近年優勢となりつつあり,腹腔鏡下手術も試みられ始めている.
●治療の基本は腸管の炎症を抑え,栄養状態を改善させる内科的治療である.
●病態からみて,抗原の除去と栄養の改善をはかる栄養療法,生体の免疫異常を是正し,炎症を抑える薬物療法が選択される.
●栄養療法,薬物療法,厚生省特定疾患調査研究班の治療指針案を基盤に行われるが,画一的な治療法はなく,その病態,病状を考慮し適切に選択することが肝要である.
●外科治療は小範囲切除や狭窄形成術にとどめ,できるだけ内科的治療を続ける考え方が近年優勢となりつつあり,腹腔鏡下手術も試みられ始めている.
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