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今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス 病態に応じたIBDの治療
IBDの消化管外合併症とその治療
著者: 柴田実1
所属機関: 1東京都立荏原病院内科
ページ範囲:P.1562 - P.1564
文献購入ページに移動●IBDは多彩な合併症を呈するため,腸管病変を主体とした全身疾患と捉えることができる.
●大腸の病変では免疫異常に関連した合併症が多く,小腸の病変では吸収障害などの生理学的異常に関連した合併症が多い.
●コルチコステロイドやサラゾスルファピリジンの投与による医原性合併症も存在する.
●合併症と腸管病変の出現時期は必ずしも一致しておらず,合併症がIBD発見の契機になることもある.
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