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Drug Information 副作用情報・5
薬剤性ショック(3)—プロスタグランジン製剤投与後のショック死例
著者: 浜六郎1
所属機関: 1阪南中央病院内科
ページ範囲:P.1625 - P.1627
文献購入ページに移動 今回は,薬剤性ショック(1)でも簡単に紹介した例を詳細に述べたい.重症のCOPD(慢性閉塞性呼吸器障害)の患者に二次的に生じた偽性腸閉塞(排便困難)に対してプロスタグランジン製剤を使用し(適応外),発熱・血圧上昇,投与終了後解熱,血圧の低下をきたし,ショック状態となって,心肺停止後,いったん蘇生したが,4ヵ月後に死亡した例である.医師が訴えられ,最近判決が下され,医師が敗訴している.
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