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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻9号

1996年09月発行

文献概要

今月の主題 レディースクリニック 妊娠中にみられる問題

妊娠と薬剤の使用

著者: 足立伊佐雄1

所属機関: 1富山医科薬科大学附属病院薬剤部

ページ範囲:P.1676 - P.1678

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ポイント
●妊娠中の合併症に対して使用する薬剤は,必要最小限のものを治療に必要な短期間だけ用いる.
●ヒトにおいて催奇形性が報告されている薬剤は,妊娠4週〜15週末(特に4週〜7週末)には使用しない.
●妊娠中期や後期でも,胎児へ大きな影響を与える薬剤の投与には十分な配慮を行う.
●妊娠中に投与する薬剤や妊婦が知らないで服用した薬剤については,妊婦の過剰な心配を取り除くために,薬剤投与の有益性と副作用の可能性の両者を丁寧に説明する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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