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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻1号

1997年01月発行

今月の主題 臓器感染症へのアプローチ

中枢神経系感染症

脳膿瘍の診断と治療

著者: 田中真1

所属機関: 1群馬大学医学部神経内科

ページ範囲:P.20 - P.22

文献概要

ポイント
●脳膿瘍は脳実質の限局性化膿性病変である.
●主な感染経路には,①耳鼻科領域の炎症からの直接の進展,②遠隔部感染巣からの血行性経路,③頭部外傷・外科手術がある.
●診断にはCTまたはMRIが最も有用であり,造影剤の併用により膿瘍被膜がリング状に増強される.
●治療には抗生物質の投与および穿刺排膿が選択される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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