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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻1号

1997年01月発行

今月の主題 臓器感染症へのアプローチ

感染性心内膜炎

心内膜炎の診断基準

著者: 玉野宏一1 竹田幸一1

所属機関: 1獨協医科大学循環器内科

ページ範囲:P.49 - P.51

文献概要

ポイント
●感染性心内膜炎の臨床的確定診断は,主要基準2つ,あるいは主要基準1つと副基準3つ,あるいは副基準5つを満たす場合になされる.
●主要基準は血液培養陽性と心内膜侵襲の証明(心エコー図の陽性所見,あるいは新たに生じた逆流性雑音)の2項目である.
●副基準は素因,発熱,血管現象,免疫現象,微生物学的徴候,心エコー図所見の6項目である.
●感染性心内膜炎が疑われるが経胸壁心エコー法で陽性所見が得られない例では,経食道心エコー法を施行する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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