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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻1号

1997年01月発行

今月の主題 臓器感染症へのアプローチ

皮膚・軟部組織・骨感染症

ブドウ球菌とレンサ球菌による軟部組織感染症

著者: 早川和人1

所属機関: 1杏林大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.83 - P.85

文献概要

ポイント
●皮膚・軟部組織の細菌感染症において,ブドウ球菌とレンサ球菌は主要な病原菌である.
●病変部からの細菌培養を可能な限り行って,診断,治療に役立てる.
●丹毒と蜂窩織炎は顔面,下腿以下に好発する.多くの場合,発熱などの全身症状を伴い,再発も稀ならずみられる.
●伝染性膿痂疹は幼小児に好発するが,成人にもみられる.基礎にアトピー性皮膚炎がある場合,きわめて激しい症状を呈することがある.
●癰(よう)は入院治療が必要である.基礎疾患(多くは糖尿病)の治療もあわせて行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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