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今月の主題 臓器感染症へのアプローチ 皮膚・軟部組織・骨感染症
骨髄炎
著者: 青木眞1
所属機関: 1国立国際医療センター国際医療協力局AIDS医療情報室
ページ範囲:P.94 - P.95
文献購入ページに移動●年齢,臨床経過(急性対慢性),危険因子(麻薬中毒,人工骨頭など)といった臨床状況と起炎菌の関係を理解すると診療上便利である.
●瘻孔から得られる検体は汚染しており,培養には適さない点に注意を払う.瘻孔からの検体の培養結果をうのみにすると,汚染菌,定着菌を治療することになる.
●骨シンチ(Tc99m)が病初期から異常を示すが,特異性の点で問題が多いとされる(骨髄炎が存在しなくても異常を示す).
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