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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻10号

1997年10月発行

文献概要

今月の主題 肺炎と肺臓炎 患者の背景・病態・検査データから原因菌を予測して治療する

高齢者の肺炎

著者: 青木眞1

所属機関: 1国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター医療情報室

ページ範囲:P.1898 - P.1900

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ポイント
●高齢者は咳反射,気道粘膜の絨毛運動といった生理的な防御機構の低下に加え,肺炎の予後を決める二大要因である基礎疾患,起炎菌の病原性のどちらの点からも,既にハンデを負っている.
●グラム染色による塗抹検査と併用しない喀痰培養は信頼性が薄い.治療開始前の血液培養の採取は必須である.
●高齢者の肺炎は典型的な臨床像を示さないことが多く,意識障害,転倒といった非特異的な症状が前面に出ることもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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