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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻10号

1997年10月発行

文献概要

今月の主題 肺炎と肺臓炎 患者の背景・病態・検査データから原因菌を予測して治療する

喫煙者・COPD患者における肺炎

著者: 陶山時彦1

所属機関: 1河北総合病院内科

ページ範囲:P.1901 - P.1903

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ポイント
●喫煙者・COPD患者は局所防御力低下のため,気道感染を起こしやすい.
●COPD患者が肺炎を起こすと,呼吸不全,肺性心悪化などを併発して重症化しやすい.
●COPD患者の肺炎は,喀痰排出不良,薬剤到達不良などで難治化しやすい.
●COPD患者の肺炎の原因菌は,St. pneumoniae,M. catarrhalis,H. influenzaeが大部分を占める.
●慢性気道感染の例では,P. aeruginosaeなどの可能性が高まる.
●口腔内清浄化,慢性呼吸不全の在宅酸素療法などで気道感染の頻度を減少させうる.
●慢性気道感染例では,マクロライド長期内服で改善することが多い.
喫煙者・COPD患者と健常者との違い

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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