文献詳細
文献概要
今月の主題 肺炎と肺臓炎 患者の背景・病態・検査データから原因菌を予測して治療する
HIV陽性者の肺炎
著者: 安岡彰1
所属機関: 1国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター
ページ範囲:P.1924 - P.1928
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●HIV陽性者では,CD4陽性細胞数により発症しやすい日和見感染症が規定される.
●CD4数が200/μl以下ではカリニ肺炎などの特徴的な病変が出現しやすくなる.
●非定型的な病態をとりやすく,病原体も多岐にわたることより,積極的な病因診断のための努力が必要である.
●種々の感染症とともに,悪性腫瘍や薬剤性肺臓炎,HIVに由来する病変なども鑑別する必要がある.
●HIV陽性者では,CD4陽性細胞数により発症しやすい日和見感染症が規定される.
●CD4数が200/μl以下ではカリニ肺炎などの特徴的な病変が出現しやすくなる.
●非定型的な病態をとりやすく,病原体も多岐にわたることより,積極的な病因診断のための努力が必要である.
●種々の感染症とともに,悪性腫瘍や薬剤性肺臓炎,HIVに由来する病変なども鑑別する必要がある.
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