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増刊号 内科医のMRIとのつきあいかた MRIで何がわかるか 脊椎・脊髄
脊髄
著者: 宮坂和男1
所属機関: 1北海道大学医学部放射線科
ページ範囲:P.183 - P.192
文献購入ページに移動脊髄疾患におけるMRIの意義
脊椎・脊髄疾患の診断において,MRIはスクリーニング検査法であると同時に,確定診断法(goldstandard)でもある.MRI以外の検査法の意義が完全に失われたわけではないが,MRIを前提として他検査法の必要性が検討される.図1に,脊椎・脊髄疾患の画像診断のdecision treeを示した.特に硬膜内疾患でMRIの診断的価値が高い.一方,硬膜外疾患ではMRIと単純写真,CTなど他検査法は相補的である.
脊椎・脊髄疾患の診断において,MRIはスクリーニング検査法であると同時に,確定診断法(goldstandard)でもある.MRI以外の検査法の意義が完全に失われたわけではないが,MRIを前提として他検査法の必要性が検討される.図1に,脊椎・脊髄疾患の画像診断のdecision treeを示した.特に硬膜内疾患でMRIの診断的価値が高い.一方,硬膜外疾患ではMRIと単純写真,CTなど他検査法は相補的である.
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