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今月の主題 臨床医のための遺伝子工学 遺伝子工学の臨床への応用 基礎知識—遺伝子工学とは?
生体への遺伝子導入の方法
著者: 山野智基1 金田安史1
所属機関: 1大阪大学細胞生体工学センター細胞構造機能研究部門
ページ範囲:P.2130 - P.2133
文献購入ページに移動本稿では,ウイルスベクターとして現在最も広く用いられているレトロウイルスベクター,アデノウイルスベクター,選択的な遺伝子組み込み機能を持つAAV(adeno-associated virus:アデノ随伴ウイルス)ベクターを取り上げ,また非ウイルスベクターとしてリポソーム法,そして大阪大学で開発されたHVJ(hemagglutinating virus of Japan:センダイウイルス)リポソーム法,レセプター介在性遺伝子導入法などについて述べ,最後に発現ベクターについて簡単に触れる.
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