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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 脳卒中診療のための基礎知識—予防と病型分類

脳卒中の危険因子と発症予防

著者: 清原裕1

所属機関: 1九州大学医学部第2内科

ページ範囲:P.2286 - P.2288

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ポイント
●近年,わが国では降圧治療の普及により,脳卒中に及ぼす高血圧の影響が減少した.
●降圧薬治療の対象とならない軽度の血圧上昇も脳卒中のリスクとなる.その管理をいかに行うかが大きな問題である.
●肥満,耐糖能異常,高脂血症など代謝異常が増加し,脳梗塞の危険因子としての重要性が増している.
●多量飲酒,喫煙は脳卒中の危険因子となる.
●脳卒中の予防には,肥満の是正,運動,飲酒・喫煙の制限などライフスタイルの修正がこれまで以上に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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