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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 脳卒中診療のための基礎知識—予防と病型分類

血管病変の検出と対応

著者: 賓學英隆1 松本昌泰1 堀正二1

所属機関: 1大阪大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2293 - P.2295

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ポイント
●血管雑音の聴取や脈拍の触知,種々の部位での頻回の血圧測定など,日常の基本診察手順を怠らないことが,血管病変の検出に極めて重要である.
●病変の存在を疑った際には,血管走行に沿って,中枢と末梢を検索する.
●病変検索には,超音波などの非侵襲的検査から開始し,慎重な適応決定のうえで侵襲的検査に移る.
●頭頸部の診察のみならず全身の動脈硬化性血管病変の検出が,脳卒中予防に有用である.
●個々の血管病変への対応のみならず,全身の動脈硬化の進展予防が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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