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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 発症時の外来診療のポイント

一過性脳虚血発作への対応

著者: 西丸雄也1

所属機関: 1福岡大学医学部神経内科

ページ範囲:P.2309 - P.2311

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ポイント
●一過性脳虚血発作は,虚血によって生じた脳の局所症状である.
●発症は突然であり,24時間以内に消失する.
●病歴の聴取は具体的な事柄に注意する.
●数年以内に,約30%の症例に脳梗塞が発症する・
●動脈の高度狭窄を持つ症例から脳梗塞の発症が多い.
●自覚症状がなくても,微細な症状を検診する.
●頸動脈の血管雑音,不整脈,起立性血圧低下に注意する.
●頻回に繰り返しているTIA,心原性と考えられる場合は即日入院させる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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