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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 発症時の外来診療のポイント

入院・転送の判断とそのタイミング

著者: 原靖幸1 橋本洋一郎1 寺崎修司2

所属機関: 1熊本市立熊本市民病院神経内科 2熊本市立熊本市民病院脳卒中診療科

ページ範囲:P.2312 - P.2315

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ポイント
●脳卒中は,心筋梗塞の“heart attack”と同様,発症後直ちに救急対応すべき“brainattack”である.
●脳卒中の症候を見逃すことなく,かつ他疾患との鑑別も考慮に入れた診断が重要で,脳卒中であれば症候が軽くともX線CTを備えた病院への入院が必要である.
●くも膜下出血,脳出血は手術の適応がある症例,脳梗塞ではアテローム血栓性脳梗塞,心原性脳塞栓症,その他の脳梗塞,原因不明の脳梗塞は専門病院への転送が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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