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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 診断・治療のための諸検査

動脈病変の診断—超音波検査

著者: 半田伸夫1 杉谷義憲1

所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院内科

ページ範囲:P.2325 - P.2329

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ポイント
●超音波による脳血管の評価には,経食道心エコー法,頸部血管超音波法,経頭蓋超音波法がある.
●脳卒中発症前期には脳血管の動脈硬化の指標として,また脳卒中発症の予測因子として頸部血管超音波法での頸動脈評価が有用である.
●脳卒中発症時期(発作時)には,頸部血管超音波法による内頸動脈閉塞,高度狭窄の診断が最も有用な所見であり,経頭蓋超音波法による中大脳動脈の主幹部の閉塞の診断も参考となる.
●脳卒中慢性期には,超音波法によるこれらの血管病変の追跡調査が重要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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