icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 急性期の治療

脳卒中急性期治療の原則

著者: 棚橋紀夫1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科

ページ範囲:P.2353 - P.2355

文献購入ページに移動
ポイント
●脳卒中急性期では,安静,呼吸管理,血圧管理,補液が重要である.
●急性期の高血圧では,異常高血圧(220/130mmHg以上)以外は降圧を必要としない.
●主幹動脈閉塞の場合は,脳循環自動調節能の障害がみられる場合があり頭部挙上に注意を要する.
●脳卒中急性期患者では肺炎,静脈血栓症,肺塞栓,褥瘡,関節拘縮などの予防のため,体位変換,麻痺肢の他動運動を発症24時間以内に開始する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?