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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 急性期の治療

心原性脳塞栓症の急性期治療

著者: 岡田靖1

所属機関: 1国立病院九州医療センター脳血管内科・臨床研究部

ページ範囲:P.2356 - P.2359

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ポイント
●急性期治療では,抗脳浮腫療法および再発予防の早期抗凝血薬療法が重要である.
●脳浮腫の程度に応じて10%グリセロールを1〜2週間使用する.1回200mlを1〜2時間で,4〜8時間ごとに点滴投与する.
●開頭外減圧術は脳ヘルニアのおそれのある劣位半球・小脳半球の大梗塞に勧められる.
●早期抗凝血薬療法は,感染性心内膜炎,大梗塞,高血圧(180mmHg以上)例を除外して,発症24時間後よりヘパリン(20単位/kg/hrまたは10,000単位/日)の微量持続点滴で開始し,経口ワルファリンへ移行する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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