文献詳細
今月の主題 脳卒中プラクティス
急性期の治療
文献概要
ポイント
●急性期治療では,抗脳浮腫療法および再発予防の早期抗凝血薬療法が重要である.
●脳浮腫の程度に応じて10%グリセロールを1〜2週間使用する.1回200mlを1〜2時間で,4〜8時間ごとに点滴投与する.
●開頭外減圧術は脳ヘルニアのおそれのある劣位半球・小脳半球の大梗塞に勧められる.
●早期抗凝血薬療法は,感染性心内膜炎,大梗塞,高血圧(180mmHg以上)例を除外して,発症24時間後よりヘパリン(20単位/kg/hrまたは10,000単位/日)の微量持続点滴で開始し,経口ワルファリンへ移行する.
●急性期治療では,抗脳浮腫療法および再発予防の早期抗凝血薬療法が重要である.
●脳浮腫の程度に応じて10%グリセロールを1〜2週間使用する.1回200mlを1〜2時間で,4〜8時間ごとに点滴投与する.
●開頭外減圧術は脳ヘルニアのおそれのある劣位半球・小脳半球の大梗塞に勧められる.
●早期抗凝血薬療法は,感染性心内膜炎,大梗塞,高血圧(180mmHg以上)例を除外して,発症24時間後よりヘパリン(20単位/kg/hrまたは10,000単位/日)の微量持続点滴で開始し,経口ワルファリンへ移行する.
掲載誌情報