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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻13号

1997年12月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中プラクティス 急性期の治療

進行性の症例に対する対応

著者: 米原敏郎1 徳永誠1 松本典子1

所属機関: 1済生会熊本病院脳卒中センター神経内科

ページ範囲:P.2384 - P.2387

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ポイント
●進行性脳梗塞には種々の病態を含むものが存在し,治療のgolden standardは存在しない.
●できるだけ早期に適切な病型診断をし,各病型に応じた治療法を選択することが肝要である.
●アテローム血栓悸生梗塞に対しては血栓伸長の阻止(抗凝血薬)と側副血行の援助(血液希釈療法)を行う.
●心原性塞栓に対しては脳浮腫対策と再発予防が重要である.
●その他の脳梗塞に対しては原因疾患に対する治療が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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