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文献概要
今月の主題 脳卒中プラクティス 慢性期の管理
心原性脳塞栓症の長期管理
著者: 内山真一郎1
所属機関: 1東京女子医科大学附属脳神経センター神経内科
ページ範囲:P.2394 - P.2396
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●心原性脳塞栓症は左心房,左心室,静脈の血流うっ滞により生じるフィブリン主体の血栓に由来するので,原則として抗凝固療法が第一選択となり,慢性期の再発予防にはワーファリン®が用いられる.
●原因として最も多い非弁膜症性心房細動では,血栓塞栓症の既往のほかに60歳以上,高血圧,心不全,左房拡大が危険因子となるので,これらの危険因子を有する患者ではワーファリンによる一次予防の適応があり,INR2.0〜3.0が治療域である.
●心原性脳塞栓症は左心房,左心室,静脈の血流うっ滞により生じるフィブリン主体の血栓に由来するので,原則として抗凝固療法が第一選択となり,慢性期の再発予防にはワーファリン®が用いられる.
●原因として最も多い非弁膜症性心房細動では,血栓塞栓症の既往のほかに60歳以上,高血圧,心不全,左房拡大が危険因子となるので,これらの危険因子を有する患者ではワーファリンによる一次予防の適応があり,INR2.0〜3.0が治療域である.
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