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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻2号

1997年02月発行

今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療

ここまで進んだ病態解明

アレルギー性炎症における肥満細胞・好酸球・T細胞の役割

著者: 岡山吉道1

所属機関: 1群馬大学医学部第1内科

ページ範囲:P.204 - P.208

文献概要

ポイント
●他の炎症と比べて特徴的なアレルギー性炎症の所見は,好酸球・肥満細胞・T細胞の浸潤と活性化であり,発現されるサイトカインはTh2タイプを示す.
●気管支喘息では気管支粘膜が炎症部位であり,肺実質に炎症はない.
●アトピー型(外因性)喘息と非アトピー型(内因性)喘息の間に,病理所見,発現されるサイトカインプロファイルに差はなく,アレルギー性炎症を惹起する複数の過程が存在することが示唆される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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