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文献概要
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療 アレルギー疾患の新しい検査法
好酸球穎粒蛋白の測定法とその臨床的意義
著者: 永田真1
所属機関: 1埼玉医科大学第2内科
ページ範囲:P.229 - P.231
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●気管支喘息は慢性気道炎症性疾患であり,そのエフェクター細胞として好酸球の役割が重要である.
●気管支喘息のモニタリングはピークフローや喘息日記などを中心に行われているが,これらはアレルギー性炎症に特異的なマーカーではない.
●血清中のeosinophil cationic protein(ECP)値は好酸球の活性化準備状態を反映すると考えられるアレルギー性炎症のマーカーである.
●ECP値の測定は喘息性気道炎症の程度の評価や発作を予知するうえで有用性がある.
●気管支喘息は慢性気道炎症性疾患であり,そのエフェクター細胞として好酸球の役割が重要である.
●気管支喘息のモニタリングはピークフローや喘息日記などを中心に行われているが,これらはアレルギー性炎症に特異的なマーカーではない.
●血清中のeosinophil cationic protein(ECP)値は好酸球の活性化準備状態を反映すると考えられるアレルギー性炎症のマーカーである.
●ECP値の測定は喘息性気道炎症の程度の評価や発作を予知するうえで有用性がある.
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