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文献概要
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療 アレルギー疾患治療薬の進歩
抗アレルギー薬の実際の使い方(皮膚科領域)
著者: 池澤善郎1
所属機関: 1横浜市立大学医学部附属浦舟病院皮膚科
ページ範囲:P.250 - P.256
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●H1R拮抗による抗ヒスタミン作用がある塩基性抗アレルギー薬(アゼラスチン,ケトチフェン,塩酸エピナスチン,オキサトミド,テルフェナジン,アステミゾール,エバスチンなど)は,アレルギー性か非アレルギー性かを問わず,蕁麻疹,湿疹皮膚炎,痒疹,皮膚掻痒症などの掻痒性皮膚疾患を対象皮膚疾患とし,アトピー性皮膚炎(AD)患者の場合,通常,その一次選択薬剤として投与する.
●鎮痒効果に関係したH1R拮抗性の抗ヒスタミン作用がある塩基性抗アレルギー薬は,さらにnonsedatingであるかどうか,また脱顆粒阻害やH1R拮抗以外の抗サイトカイン活性,抗ロイコトリエン活性,抗PAF活性などの抗アレルギー作用があるかどうかにより,その使い方は若干異なる.
●H1R拮抗による抗ヒスタミン作用がある塩基性抗アレルギー薬(アゼラスチン,ケトチフェン,塩酸エピナスチン,オキサトミド,テルフェナジン,アステミゾール,エバスチンなど)は,アレルギー性か非アレルギー性かを問わず,蕁麻疹,湿疹皮膚炎,痒疹,皮膚掻痒症などの掻痒性皮膚疾患を対象皮膚疾患とし,アトピー性皮膚炎(AD)患者の場合,通常,その一次選択薬剤として投与する.
●鎮痒効果に関係したH1R拮抗性の抗ヒスタミン作用がある塩基性抗アレルギー薬は,さらにnonsedatingであるかどうか,また脱顆粒阻害やH1R拮抗以外の抗サイトカイン活性,抗ロイコトリエン活性,抗PAF活性などの抗アレルギー作用があるかどうかにより,その使い方は若干異なる.
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