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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻2号

1997年02月発行

今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療

アレルギー疾患治療薬の進歩

ステロイド外用薬の効果と副作用

著者: 田中洋一1 分山英子1 片山一朗1

所属機関: 1長崎大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.268 - P.271

文献概要

ポイント
●ステロイド外用剤は日常の皮膚科の診療で最も頻用される薬剤であるが,今日,その局所的副作用が大きく取り上げられ,患者側のみならず,医師側からも忌避される傾向にある.
●しかし,今日,その抗炎症効果に勝るものはなく,ステロイドのリンパ球,好酸球などの免疫担当細胞に対する強力な免疫抑制作用を考えると,現在でも皮膚科領域において有用な薬剤であると考えられる.
●使用にあたっては,その副作用,皮膚への吸収,使用法を熟知し慎重に使う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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