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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻2号

1997年02月発行

今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療

アレルギー疾患の治療ガイドライン

成人気管支喘息—慢性喘息の管理

著者: 長坂行雄1 藤田悦生1 波津龍平1

所属機関: 1近畿大学医学部第4内科

ページ範囲:P.286 - P.289

文献概要

ポイント
●気管支喘息の本態は慢性の好酸球性の気管支炎である.この原因として,約半数の例でアレルギー(I型アレルギー=アトピー)が認められる.
●気管支拡張薬による発作の治療とは別に,慢性喘息の管理には,この気道炎症をコントロールする必要がある.
●気道炎症のコントロールには,家庭でのダニのコントロールのような環境整備のほか,症状がないときでも抗炎症薬(予防維持薬)を使い続けることが必要である.
●最も効果の優れた抗炎症薬は吸入ステロイド薬で,副作用も少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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