文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療 アレルギー疾患の治療ガイドライン
小児気管支喘息
著者: 小田嶋博1
所属機関: 1国立療養所南福岡病院小児科
ページ範囲:P.290 - P.293
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●小児喘息では本人が症状をうまく表現できないことが多く,重症度の判定には注意深い観察が必要である.肺機能が参考となるのは,一般には学童期以降である.また,乳幼児の初発発作では,親も判断能力がない場合が多い.
●急速悪化型の発作では,受診時期の遅れに要注意であり,家族,本人に指導が必要となる.
●発作持続状態の治療では,合併症など持続の原因検索を同時に行う.
●思春期にはコンプライアンスが低下しやすく,時に心理的側面からの援助も考慮する.
●難治例では,親,保母,教師などと連携した治療体制が必要である.
●小児喘息では本人が症状をうまく表現できないことが多く,重症度の判定には注意深い観察が必要である.肺機能が参考となるのは,一般には学童期以降である.また,乳幼児の初発発作では,親も判断能力がない場合が多い.
●急速悪化型の発作では,受診時期の遅れに要注意であり,家族,本人に指導が必要となる.
●発作持続状態の治療では,合併症など持続の原因検索を同時に行う.
●思春期にはコンプライアンスが低下しやすく,時に心理的側面からの援助も考慮する.
●難治例では,親,保母,教師などと連携した治療体制が必要である.
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