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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻2号

1997年02月発行

文献概要

カラーグラフ 塗抹標本をよく見よう・14

骨髄異形成症候群・顆粒球増加

著者: 久保西一郎1 藤田智代2 森澤美恵2 浜田恭子3 高橋功4 三好勇夫1

所属機関: 1高知医科大学第3内科 2高知医科大学大学附属病院中央検査部 3高知県立中央病院血液検査科 4高知県立中央病院内科

ページ範囲:P.369 - P.373

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骨髄異形成症候群
 前回の本欄では,急性骨髄性白血病(acute myelocytic leukemia:AML)のFAB分類M4からM7までを紹介した.今回は,前半で骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome:MDS),後半で顆粒球について解説する.
 MDSは貧血,または2系統の血球減少(bicytopenia),あるいは汎血球減少(pancytopenia)を初発症状とし,比較的高齢者に発生する白血病である.緩やかな経過を示しながら,しだいに急性白血病へと進行する.FABでは次の5つに分類されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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