icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina34巻2号

1997年02月発行

文献概要

Drug Information 副作用情報・11

意識障害・脳症(1)—Reye症候群,原因不明の急性脳症とNSAIDs

著者: 浜六郎1 山本征也2

所属機関: 1阪南中央病院内科 2阪南中央病院小児科

ページ範囲:P.397 - P.402

文献購入ページに移動
 副作用としての意識障害は,可逆的(一時的)なものから不可逆的(永続的)なものまで種々ある.今回は,意識障害を生じる副作用のうちReye症候群について述べ,アスピリンの使用が減少した現在でもなお減少しない,わが国のReye症候群あるいは感染後の原因不明の脳症と,解熱剤として使用されているNSAIDs(非ステロイド系抗炎症鎮痛剤)との問題点についても併せて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?